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日別アーカイブ: 2013年6月18日
コクピット2
サポート器具とベースシートが仕上がり、これをいかにサーフボードに取り付けるかが次の課題で、波の力が加わっても外れず、取り付け取り外しが簡単で、海水に強く(錆びない)、重くならないなどなど(-.-;)課題が沢山ありました(ノ><)ノ
まずはベースシートが安定して取り付けるられるように、ラウンドしたデッキ面にフォームを貼付けボード上面を平らにしました。
今回のサーフボードはボディボードと同じソフトPP材でしたので、カノウBB製作工程ででる廃材が多数ヶ所で使えました。ベースシートとサーフボード本体とは、ブラスチック製のネジ式ブラグでつなぐ事にしました(ノ゜O゜)ノ
平らにしたボードデッキ面にプラグを固定させるための補強材を貼り(白色のドーナツ状部分)、その上に無発泡PP材を貼り(青色の部分)上面部分全体を補強しました。補強したデッキ面に雄ネジプラグ(黒色のプラグ)を捩入れます。
ベースシートに開けた穴に雄ネジプラグを通し、雌ネジで固定します。
これでサポート器具の着いたベースシートがサーフボードに取り付ける事ができましたo(^-^)o
コクピット3に続く(^O^)/
恵太君のコクピット1
不慮の事故により脊髄を損傷してしまい、重度の障害追ってしまった中村恵太君。
恵太君とはフルサークルジャパン(海のパリアフリーがモットーの団体)のイベントで知り合い、恵太君の「もう一度自由に波の上を滑りたい」との気持ちに心打たれ親交を深めていました。
それを持って恵太君の自宅に伺い実際に腹ばいになってもらい、ボジションの調整をしました。
僕等健常者にとって腹ばいになるのは簡単な事ですが、恵太君には大変な事で、僕も腹ばいになる手伝いをしましたが、これが重労働で介護の難しさを身を持って体験しました(>_<)
恵太君とはフルサークルジャパン(海のパリアフリーがモットーの団体)のイベントで知り合い、恵太君の「もう一度自由に波の上を滑りたい」との気持ちに心打たれ親交を深めていました。
今回は恵太君がマイボードを購入したと言うことで、そのボードのサポート器具の作製を依頼されました(ノ゜O゜)ノ
何度か打ち合わせをして、サポート器具のベースが完成しました(^O^)/
サポート器具本体は胸を反ったライティングポジションがとれるようにした物で、両側のL字器具で肘の広がりをサポートします(^O^)/それを持って恵太君の自宅に伺い実際に腹ばいになってもらい、ボジションの調整をしました。
僕等健常者にとって腹ばいになるのは簡単な事ですが、恵太君には大変な事で、僕も腹ばいになる手伝いをしましたが、これが重労働で介護の難しさを身を持って体験しました(>_<)
次にサポート器具が乗るベースシートを作製しました。
その日の波の状況に対応できるように、サポート器具はベースシート上を前後20㎝づつ移動可能にしてあります。再度の打ち合わせにより、バージョンアップされたサポート器具を、ベースシートに装着しましたo(^-^)o
サポート器具本体に着いているグリップは握る為の物ではなく、手の不自由な恵太君が手首を当ててバランスをとれるようにした物で、しっかりサポートできて、乗りやすく、いざと言うとき安全にボードから離脱できるようにと試行錯誤の上完成しましたo(^-^)o続きはコクピット2で(ノ゜O゜)ノ